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今年5月に著作権譲渡をめぐる詐欺罪で懲役3年、執行猶予5年の判決を受けた音楽プロデューサーの小室哲哉(50)が日夜、精力的に動き回っている。
8月の音楽イベントでステージ復帰を果たし、9月末には著書「罪と音楽」を発売。頂点を極めた小室がイベントでファンに平身低頭する様子をテレビでも取り上げ、小室が“みそぎ”をアピールするには十分な効果があった。全盛期のド派手な私生活や、逮捕、公判時の心境を洗いざらいつづった本も話題を呼び、小室は発売記念握手会まで行った。
しかし、6億円余りの借金を肩代わりしたエイベックスが小室に課した復帰条件は、1日1曲作って50曲できた時点で同時発表するという壮大なプロジェクトの遂行。この50曲の課題も小室はエイベックスの用意したスタジオにこもり、クリアした見通し。あとは日の目を見るのを待つばかりだという。
さらにこんな情報も。
「小室が10月上旬に西麻布のレストランでエイベックスの幹部らとともに、民主党の議員と会食したそうです。大人数でしたが会食は深夜に及び、場はかなり盛り上がりました」(音楽業界関係者)
与党議員との会食は復帰のための“ロビー活動”という見方もある。
前代未聞の“50曲プロジェクト”の発表、夜の活動再開と動きが派手になれば、執行猶予中だけに世論の反発も予想される。
小室の計算通りにコトが運ぶかどうか――。
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